二重煙突の重要性
【雑木】=【薪】をエネルギーにしたクリーンエネルギーとしての暖房器具
自分たちの身近にありながら、
気づかずに忘れられている里山。
里山(裏山)を森林資源として有効活用するためには間伐が必要です。その間伐材や端材を「薪」として再利用します。
ファイヤーワールド埼玉では、林業に携わる方々と共に都市部への「薪」の需要に応え、薪ストーブ用の燃料として森林の間伐材を提供しています。
適切に更新され伐採された広葉樹林のあとは、植樹(植林)の必要もなく萌芽により元の林に戻るのです。これも自然力による循環システムということです。
また「薪ストーブ」は「薪」という木質バイオマス(植物由来の燃料)を限界に近いところまで無駄なく熱エネルギーに変えてくれる優れもので、一生使い続けることができます。
薪ストーブのオーナーは森林整備のボランティアです。
カーボンニュートラルな循環型エネルギー「薪」の利用
「薪」を燃やして排出されるCO²は樹木が成長過程で吸収する量とほぼ等量で、これをカーボンニュートラルといいます。
植物は成長過程で光合成によりCO²を体内にため込みます。
ですから、燃やすことによって発生するCO²はもともと大気中に存在していたものだということです。
つまり、植物のライフサイクル全体でCO²の収支はゼロという考え方です。